ダ・ヴィンチ - ワラウ

カマキリのお尻から、こんにちは。ハリガネムシのかしこい戦略/キモイけど実はイイヤツなんです。⑥

2020年6月28日

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    『キモイけど実はイイヤツなんです。怖いのに何だかかわいく思えてきちゃう生きもの図鑑』(ろう:著、實吉達郎:監修、川崎悟司、バニえもん:イラスト/KADOKAWA)

    ハリガネムシ



    プロフィール
    名前 ハリガネムシ
    学名 Gordius aquaticus
    分類 類線形動物
    生息地 世界中
    大きさ 体長30~100cm


    たぬきさんにカマキリのお尻を水につけさせたときに、これが出てきた時ときは衝撃的だったけど、やっぱり何度見てもキモい寄生虫ね。針金のように細く、カマキリやバッタなどの昆虫のお尻からうねうねとのたうちまわるように飛び出してくるのよ。でもそれが彼らの賢い戦略。昆虫の体をすみかにして操り、自分たちが元いた場所、水中で繁殖するために水辺まで連れて行ってもらってお尻から脱出。あとは昆虫が溺れようが知らんぷり…恐ろしいわ。



    ハリガネムシの一生は昆虫の体をすみかとしたサイクルになっています。ハリガネムシは水中で卵を産み、卵は水生昆虫に食べられ、水生昆虫は大人になるとカゲロウやユスリカになり陸に移動します。その後、水生昆虫がカマキリなどの昆虫に食べられたら、ハリガネムシはお腹の中で育ち、体を乗っ取って、カマキリなどが本来行くはずのない水辺まで操り、お尻から出たハリガネムシは再び水中へと帰ります。


    <第7回に続く>

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