ダ・ヴィンチ - ワラウ

夫との行為を迫った返事は、「君とはもうできない」!? 7年のレス生活の果てに傷ついた妻は…

2020年7月23日

  • 『「君とはもうできない」と言われまして』(モチ:漫画、三松真由美:監修/KADOKAWA)

     最愛の人から、もう女として見てもらえない…その事実は女性を深く傷つける。筆者はバツイチだが、結婚していた頃、夫の目に「女」として映らなくなった自分に苦しんだこともあった。
     
     新婚時代とは違い、外出先で手を繋ごうとすると振りほどかれ、自宅でキスをねだっても避けられ続ける中ですり減っていったのは、女としての自尊心。手を繋いで仲睦まじく歩く老夫婦を見かけるたび、妬んでしまう自分のことも嫌だった。
     
     一番愛してほしい人に心も身体も抱いてもらえない虚しさの処理法はなかなか見つからない。だから、背中合わせで眠る夜、自分に何度も言い聞かせた。「身体以外はうまくいっているのだから、私たちはこのままでいい…」と。そして、私たちはセックスレスになり、心も繋がり合えなくなってしまった。
     
     でも、もしあの頃、『「君とはもうできない」と言われまして』(モチ:漫画、三松真由美:監修/KADOKAWA)と出会えていたら、何か変わっていたかもしれない。自分の夫に対する態度も、夫から私に向けられるまなざしも――。
     
     本書は、夫婦仲相談所所長であり、セックスレス改善の専門家の三松さんが実際に受けてきた相談をもとにした、「レス夫婦」の再生物語だ。


     ひとり娘を持つ伊吹律子は慣れない育児と仕事に追われ、夫とは7年もの間セックスレスの状態。娘がひとりで寝られるようになったことを機に、寝室を共にしてセックスに誘ってみたが、夫から「そういう気になれない」とすげなく拒まれてしまう。



    「温かい家庭を作ろう」と言ってくれた結婚時とは違い、家事も育児も、2人目の子を急かす義母の相手もすべて任せてきて、自分のことを見てくれない夫。悩んだ律子は意を決して、友人にセックスレスであることを告白する。すると、友人もかつて同じことを夫から言われ、不倫で満たされない気持ちを埋めるようになったと吐露した。

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