ダ・ヴィンチ - ワラウ

おうちごはんに疲れてしまった人へ。しんどいごはん作りを「もうちょっと」好きになるための処方箋

2020年10月11日

  • 『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』(コウケンテツ/ぴあ)

     こんなにも“やさしい”料理エッセイに触れたのは初めてだ。『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』(コウケンテツ/ぴあ)を読み進めるたび、そんな想いが強くなり、心が救われた。
     
     本書を手掛けたのは、人気料理研究家のコウケンテツさん。おうち時間が長くなり家でごはんを食べたり作ったりする機会が多くなっているからこそ、作る側は「今日は作りたくない」という気持ちを抱えつつも、渋々キッチンに立つことが増えた。コウさんは「料理を作らなければならない」という苦しみを受け止め、キッチンに立つ時の心が今よりも晴れるようなアドバイスを贈る。


     コウさん自身、以前は料理で愛情を伝えるのは当たり前、見た目も栄養バランスもよく、品数もできるだけ多くしなければならない…と思っていたそう。しかし、子どもが増えるとそれも難しくなり、段取りが思うように進まない日々にストレスや苦しさを感じるようになったそう。

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