ダ・ヴィンチ - ワラウ

もはや職場以上!「コト」でつながるコミュニティが大事な若者たち/突然辞める若者④

2020年10月15日

  • 職場の若手社員はなぜ突然「来月で辞めます」と言うのか? なぜこれまでの常識が通用しないのか?
    若者の働き方研究の第一人者・平賀充記さんの著書『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム)から「若者の価値観がわかるキーワード」や「オトナと若者の意識のギャップ例」を紹介します。



    ミクシィが登場した頃から、コミュニティという言葉が一般的にもよく使われるようになりました。


    オトナ世代も家族や職場、あるいはご近所など、いくつかのコミュニティに所属しているわけですが、若者たちはより広く多くのコミュニティに出入りしています。


    実際にSNS内にはたくさんのコミュニティが存在しています。この環境の違いが、オトナ世代と若者の生き方や価値観を大きく分けていると言っても過言ではありません。こうしたコミュニティは、友達で構成されるグループとは、また違ったつながりです。


    私がインタビューした20代の若者たちも、SNSの力を使って職場とは別のコミュニティに参加していました。Aさん(25歳)は同じ趣味を持った人の集い、Bさん(21歳)は共感したNPOへの参加、Cさん(20歳)はボランティア活動といったように、「コト」でつながるコミュニティに所属しています。しかもそれらは、彼らにとって職場と同じレベルのプライオリティで参加している「生きる場所」なのです。


    大雑把に言えば、「モーレツサラリーマン」や「24時間戦えますか?」などと言ってがむしゃらに働いていた世代は、職場と家庭が生きる場所のほとんどでした。そのため職場の人々とは非常に結びつきが強く、公私を共にすることも珍しくありませんでした。


    職場の若者が飲み会に付き合わないのは、単に冷めているからではありません。彼らには、職場と同じくらい大事な付き合いが他にもたくさんあるのです。


    #多ミュニティ #シングル・インカム&マルチ・ボランティア #モノ語りよりコト語り


    【次回に続く!】

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