ダ・ヴィンチ - ワラウ

BTSから読み解く、2020年の文化的パラダイム・シフト! 世界が彼らを必要とする理由

2020年11月20日


  •  2020年のコロナ禍、エンターテインメント業界が壊滅的な影響を受けるなかで快進撃を続けるBTS。「ビルボード・ミュージック・アワード」4年連続受賞、ヨーロッパ最大の音楽の祭典「2020 MTV EMA」で4部門受賞など、世界規模での人気は加熱する一方だ。知りたいのは、どうしてそんなに人気があるの? ということ。曲がいいのもメンバーが魅力的なのもわかるけれど、こんなにも世界中が狂喜するって、きっとそれだけではない何かがあるんじゃないだろうか。


     11月20日に発売された新アルバム『BE(Deluxe Edition)』、そしてグラミー賞ノミネートの期待が高まる中、改めて「BTSにとっての2020年」の軌跡を振り返ってみた。そこで見えてきた「今、世界にBTSが必要とされる理由」を、音楽ジャーナリスト・氏の考察とあわせてひもといていく。


     2月21日発売のアルバム『MAP OF THE SOUL:7』を引っさげて、4月中旬から予定されていた18都市・38公演(未発表の2公演は除く)にわたるワールドツアー『BTS MAP OF THE SOUL TOUR』。新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、2月にはソウル公演の中止、4月28日には全日程中止(新スケジュールへの組み直し)が発表された。SNSやコミュニケーションプラットフォームを通じて、世界中からのため息が聞こえてきた。

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