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ヤクザが失った“侠気”――元山口組系組長が語るぶっちゃけ話とは

2020年12月31日

  • 山口組ぶっちゃけ話
    『山口組ぶっちゃけ話』(竹垣悟/清談社Publico)

     日本最大級の暴力団として、多くの人がその名を耳にしたことがある「山口組」。とくに近年では、山口組から「神戸山口組」が割って出たことに端を発した分裂抗争が激化し、大きな注目を集めている。現在も組員が射殺されたり、神戸山口組から「任侠山口組(後に絆會)」が再分裂するも解散したりと、状況は目まぐるしく変化しているようだ。


    『山口組ぶっちゃけ話』(竹垣悟/清談社Publico)には、世間の耳目を集めている山口組の軌跡が綴られている。


     著者は、かつて山口組系組長を担い、現在はNPO法人「五仁會」の代表を務め、暴力団員の更生を支援している竹垣悟氏。


     竹垣氏は、少年時代に観た東映の任侠映画の世界に憧れてやくざの世界に飛び込み、“侠(オトコ)”を磨き続けたという。しかし彼は「いつの間にか、やくざは『暴力団』という犯罪集団に変わり、侠が侠として生きられない世界になってしまった」と現状を嘆く。

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