ダ・ヴィンチ - ワラウ

健康、お金、介護の備え……女がガチ一人で生きていくための武器とは!? 漫画家ならではのサバイバル術

2021年1月5日

  • 孤独死しないためのおひとりさまサバイバル術
    『孤独死しないためのおひとりさまサバイバル術』(高嶋あがさ/竹書房)

     家族と同居しているのに、自宅で死亡してもすぐに発見されない「同居の孤独死」が増えているそうだ。家族が認知症だったり、介護が必要な体だったりして、面倒を見ていた人が病気などで動けなくなり共倒れというケースもあるとのこと。少子高齢化の時代、もはや孤独死は「おひとりさま」だけの問題ではなくなったと云えるだろう。結婚を諦めたアラフォー女性漫画家が描く、この『孤独死しないためのおひとりさまサバイバル術』(高嶋あがさ/竹書房)は、そんな、孤独死はしたくない!という人にぜひ読んでもらいたいコミックエッセイである。


     ただし、本書はサバイバル術を教えてくれるハウトゥー本ではない。そもそも作者は、父親が海外赴任していたスイスで生まれ5歳のときに帰国し、大学を卒業して印刷会社に就職した頃には両親が別居。女友達とルームシェアしていたものの、30歳を過ぎてから漫画家デビューする時期に母親と同居するのだが挫折して、その後に父親と弟と暮らしている間に刊行した作品が『母を片づけたい~汚屋敷で育った私の自分育て直し~』(竹書房)といった具合で、なかなかに波乱ぎみ。その生い立ちからすると一般論を語るには適さないかもしれないからだ。

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