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定期的な性行為は、健康と長生きに効果あり! 頻繁なオーガズムが死亡リスクを半減させるというデータも/最強脳のつくり方大全⑦

2024年4月10日

  • 『最強脳のつくり方大全』(ジェームズ・グッドウィン:著、森嶋マリ:翻訳/文藝春秋)第7回【全8回】

    日々の「習慣」を変えれば「脳力」は伸ばせる! 脳トレは役に立たない。ビーガンの8割が疲れやすい理由。長時間座り続けると死亡率が上昇するなど…“自分史上最高の脳”になるために役立つ最新メソッドが詰まった決定版。本作は、運動、食事、睡眠、性欲、知力など…科学によって証明された「脳にとっていいこと」をすべて網羅できる一冊です。「習慣」を変えて「脳」も変えていく――。アメリカ大統領の健康アドバイザーも推薦する『最強脳のつくり方大全』をお楽しみください。


    最強脳のつくり方大全
    『最強脳のつくり方大全』(ジェームズ・グッドウィン:著、森嶋マリ:翻訳/文藝春秋)

     すべての文化圏が、古代ギリシアほど先見の明があるわけではない。フランス語ではオーガズムを〝小さな死(la petite mort)〟と呼ぶ。それはヨーロッパでは昔から、〝セックスは体に害がある〟とされていたことの名残りだ。その考え方は、〝男性は女性に触れないほうが良い(注10)〟という教会による社会的束縛を広めるのに好都合だった。

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